私事の話になりますが、私はバツイチ子持ちで再婚をしました。
1度目の結婚は若さもありできちゃった結婚だったせいか、相手を見極めたり、自分の結婚観が定まっていない中での結婚でした。
一人目の人は優しい人ではありましたが、突然仕事を辞めたり、自分の趣味にお金を使うことに躊躇なく旦那の給与だけではとてもじゃないけど生活は出来ませんでした。
私の働いた給与も、少しも余裕資金として貯金や保険などかけることは出来ず、毎月カードの引き落としをはじめとした口座引落にビクビクしながら生活していたのを思い出します。
結婚する前には、こういったお金の使い方などは趣味に使っていたせいか、目の前で使っていなかったので気にならなかったため、結婚してから驚いたものです。
それだけではなく、自分の子供は飾り物に近く、育児にも積極的な参加をするというよりは、手伝っている感じで、子供が危険なことをしていても、私が注意をしてほしいと指示しない限りする人ではありませんでした。
もちろんオムツ替え嫌がっていましたし、他の部屋でやってくれという感じでした。
そんな人でも離婚するときはかなり勇気がいりました。
なんとなくですが、離婚するためには「不倫」や「暴力」など目立った理由がないと離婚できないような世の中だったので、生活していく中で幸せを感じることはなく、疲労と我慢と涙と苛立ちを家に帰る度に感じ、旦那から離れることで幸せを感じていたことは、理由には乏しかったのです。
「結婚ってそういうものだって!」「私だってそうだよ?」「我慢の連続が結婚生活!」など、今思えば「だからなに?」と思うような励ましを貰い、5年間頑張りました。
結婚生活って正解があるわけじゃないし、みんなが辛いから「辛いのは普通」って、結婚観はそれぞれだし、幸せの基準もそれぞれだし、「甘い!」って何が甘い考えなのかその時は分かりませんでした。
ただ今なら過去の自分に「甘い!」とたった一つだけ指摘できます。それは、被害者面して誰か(家族)に頼ろうとしていたこと。
自分の人生の選択に、どこか家族をアテにしていたところがありました。それを家族は離婚した罰のように「頼ってくるな!」と言ってきて、その時は「家族が敵」まで思ってました。
ただあの時姉が「選択の答えはあなたの生き方で変わる」と言われ、長い時間をかけ、あの時の選択が認められたのはかなり先のこと。
1度目の経験があったからこそ、思っていたのは「自分は結婚に合わない」ということでした。
けれど、そう思っている私を今の旦那は「自分を好きにならなくてもいいから」と恋愛や結婚生活というより、友人と共同生活を送っている感じで、自分にはとても合っていました。
これを他の人はどう見るかは知りませんが、他人からの評価で幸せが決まるわけではないので、自分はとても幸せな結婚生活を送っていると思います。
結婚はしてみないと正直分からないけれど、想像通りではないことは100人中100人が言ってたので、皆さんがどんな想像していたのかは分からないけど、それぞれが想像と違ったということだけは一致しているのが面白い。
だから思うのが「そうしたい」「こうなりたい」も大事だけど、「これだけは絶対に嫌、ダメ」ということも妄想の一部に入れてもらえれば、相手に対する見方も変わってくるような気がします。
良いことは日常・普通になってくるけれど、嫌なことは積もって爆弾になるから、先に自分の爆弾の材料を知っておいた方が良いよね。
せっかく自分の人生の大事な時間を共にする人だからこそ、先に注意書きを見ておくのは悪いことではないしね。
いちばん大事な事なのに聞けない事が多い日本人。結婚相談所はそういった情報は先に知ることが出来るから、一度無料体験(顔は見れずに条件だけ見れる)して、どういった条件の人がいるのか、見てみるのもありですよ。